【ドバイ=渡辺夏奈】イスラエルメディアは5日、軍関係者の話として、同国によるイランへの報復攻撃が「深刻で重大なものになる」と伝えた。産油地である中東地域を巻き込んだ大規模な戦闘に発展すれば、世界経済に大きな影響を与える可能性がある。イスラエルは1日の ...
マッサージ機器が大阪を中心に進化を続けている。過去約20年の新製品の認証件数を調べてみると、大阪府に本社を構える企業5社の占有率が6割を超す。モノづくりが盛んな土壌に発明家精神やビジネスセンスが加わり、強みを発揮しているようだ。70年前、世界初の量産 ...
日本と中東の金融機関や政府系ファンドなどが投資するプライベートエクイティ(PE=未公開株)ファンド、ガルフ・ジャパン・フードファンド(GJFF)が中東で日本産食材の展開を進めている。日本産農産物や和牛に加えて、今秋から出資先の事業者が日本の水産品の販 ...
上下水道などの建設コンサルティングを手掛ける日水コン(東京・新宿)が16日に東証スタンダードに上場する。間山一典社長に自社の強みや今後の戦略を聞いた。――事業の概要と強みを教えてください。「1959年の創業以来、上下水道施設の設計業務を中心に、上流にあたる調査・計画や下流にあたる維持管理を広く手掛ける。上下水道を合わせてトップシェアを持つ。珍しい特徴として、河道の改修や堤防の補強を手掛ける河 ...
近年、インド株で運用する投資信託への資金流入増加や、ETFの新規設定が相次いでいる。なぜ盛り上がりを見せているのか。その理由と実力を分析した。インド株で運用する投資信託や上場投資信託(ETF)が個人投資家に人気だ。QUICK資産運用研究所によれば、インド株を主要投資対象とする投信の純資産総額は2024年8月末時点で約3兆7300億円。新しい少額投資非課税制度(NISA)の開始前から約1.5倍に急 ...
欧州中央銀行(ECB)は単一通貨ユーロを採用するユーロ圏の金融政策を決める中央銀行です。ユーロは現在20カ国が採用しています。ECBが物価の安定をめざし、政策金利の上げ下げなどの金融政策を判断するのが理事会です。理事会はECBの総裁、副総裁、4人の専務理事に加え、加盟各国の中銀総裁20人で構成します。金融政策はおおよそ6週ごとに決めます。中銀総裁は15人が持ち回りで投票権を持ちます。ECBのラ ...
香港を代表する財閥で明暗が鮮明になっている。中国不動産市場に力を入れた新世界発展が20年ぶりの赤字に転落する一方、「香港の超人」と呼ばれる李嘉誠氏が築いた長江グループは欧州へのシフトを進め、逆風を回避した。中国経済が好調だった時期の投資判断が違いを生んだ。新世界は9月26日、創業一族出身の最高経営責任者(CEO)である鄭志剛氏の辞任を発表した。同日発表した2024年6月期の連結最終損益は、19 ...
三井住友銀行や住信SBIネット銀行など住宅ローン大手の銀行が、10月適用分の変動型住宅ローンの最優遇金利を引き上げた。9月適用分と比べた引き上げ幅は0.15%。新規に住宅ローンを借りる場合、借入額3000万円なら、これまでに比べ毎月約2000円の負担増につながる。三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、9月と同じに据え置いた。最優遇金利は、新たに住宅ローンを借りる顧客の適用金利の目安となる金利。短期プラ ...
台湾電機大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の株価が戻り歩調にある。人工知能(AI)サーバー事業の一段の成長観測が支えだ。参入を進める電気自動車(EV)事業は顧客獲得に苦戦し、株価の押し上げ要因とになるには時間がかかりそうだ。鴻海は電子機器の受託製造サービス(EMS)の世界最大手。米アップルのiPhone生産の6割ほどを担うとされるほか、サーバー生産で世界シェアおよそ4割を持ち、AIサーバー市場の開 ...
10月7日の主な予定は以下の通りです。日経電子版のビジネスセクションでは、注目企業の動向や決算を速報し、解説記事を随時更新していきます。【午後1時】 NECがIRデー開催NECがIR(投資家向け広報)デーを開催します。機関投資家や証券アナリスト向けに、2026年3月期までの中期経営計画の進捗状況を説明します。デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援サービスやシステムインテグレーション(S ...
音響機器やカー用品などを手掛けるJVCケンウッドの株価が急ピッチで上がっている。9月下旬には最高値をつけた。同社は2008年のケンウッドと日本ビクターの統合後、苦難が続いたが、構造改革を経て24年4〜6月期に最高益を更新するなど投資家の成長期待が高まっている。「名門」が復活を託すのは祖業である無線事業だ。JVCケンウッドの24年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は無線事業がけん引し、純利益が ...
駅から徒歩で7分以上かかるマンションや15分以上かかる戸建て住宅は将来、市場から選ばれにくい物件となる可能性があるので、買わないほうがいいという話をよく聞きます。確かに将来値下がりする可能性の高い住宅をあえて購入するのは気が引けます。しかし筆者の周りには、最寄り駅から遠い住宅を積極的に購入したという人がいます。今回はそうした人の考え方について焦点を当ててみたいと思います。駅近はなぜ値下がりしにくい ...